「上質な日常」をテーマにしたçanoma(サノマ)の至極の香り

こんにちは。
emotionalです。
本日は、当店でファンも多い香水のブランド”çanoma(サノマ)”をご紹介します。
çanoma(サノマ)とは?
「上質な日常」をテーマとして、2020年秋にパリで誕生したニッチフレグランスブランド”canoma(サノマ)”。
çanomaのブランド名は、 「茶の間(Cha-no-ma)=日常」と「茶道=上質」の掛け合わせで生まれた“Sanoma”。“sa”をフランス語風に“ça”と表記し、日仏文化を融合した趣ある設計となっています。
香りはすべてフランス人調香師ジャン=ミシェル・デュリエ氏が調香しており、日本人ディレクター渡辺裕太氏が日本人の感性に寄せたディレクションを担当。
これにより、既存の香水にはない新しいアイディアと熟練した技術による調香を兼ね備えた、日本人が日常使いできる香り作りを志向しています。
香水のボトルデザインに込めたヒストリー
各香りのストーリー、香水名のユーモラスも魅力の一つ。
香水名には試作品番号をそのまま使用しています。
例えば、1-24は、”1”という種類の香りの24番目の試作品を意味しています。
加えて、各香水には源氏物語の帖のタイトルを持つ源氏香之図が1つずつあてがわれています。
香水が持つインスピレーションと近しい名を持つ源氏香之図を、その香水のシンボルマークとして選ぶことで、各香水のストーリーを暗示する役割を担っています。
香りの特徴
主に番号+和名で展開される香水シリーズは、日本の自然や季節、情景をさりげなく香りへと映し出すのが魅力です。
そして、季節そのものというより、「季節のつなぎ目」のようなものを表しているように感じられます。
ディレクターの渡辺裕太氏曰く、
「季節のつなぎ目は、切ない。そこには終わりと始まりが同時に存在する。また、移ろいゆく香りには、同じく移ろいゆくものである季節を象徴する何かがある。」と語っています。
çanomaの香水を使うと、情緒的な気持ちになれるのはこのことからでしょう。
それでは、7種類の香りのラインナップとイメージを簡単にご紹介します。
1‑24|鈴虫
香調:オリエンタル×スパイシー。暑さと涼しさ、湿度と乾燥の相反するイメージを想起させる香り
NOTE:ベルガモット、バジル、カルダモン、クローブ、サフラン、ヴァイオレットリーフ、 ローズ、オークモス、シダーウッド、ミルラ、ラブダナム、カカオ
2‑23|胡蝶
香調:ウッディ×スパイシーで深みのある唯一無二なローズ香水。ユニセックスで洗練された品のある香り。
NOTE:レモン、ベルガモット、ローズマリー、バジル、四川山椒、シナモン、ジンジャー、 クミン、クローブ、アイリス、ローズ、ゼラニウム、レザー、パピルス、パチュリ、ムスク
3‑17|早蕨
香調:ムスク×アロマティック。青リンゴ調のムスクを中心とした柔らかく、性差なく好まれるさりげない香り。
NOTE:ラベンダー、セージ、青リンゴ、カーネーション、松、インセンス、シダーウッド、 ベチバー、サンダルウッド、ムスク
4‑10|乙女
香調:グリーン×フローラル。『百年の孤独』のワンシーンから着想を得た、切なくて優しい気持ちになれるドラマティックな香り。
NOTE:ベルガモット、アクアティックノート、ティアレ、イランイラン、ジャスミン、ミュゲ、 バイオレット、ローズ、オークモス、ベチバー、インセンス、サンダルウッド、ムスク
7‑18|浮舟
香調:マリン×フローラル。自然と心が澄む、透明感のあるパウダリーでな香り。
NOTE:海藻、タイム、イランイラン、ローズ、ライラック、オレンジフラワー、ミモザ、マグノリア、アカシア、オークモス、インセンス、ムスク
8‑17|松風
香調:アニマリック×ウッディ×アクアティック×フローラル。掴みどころのない、幻想的でどこか懐かしさを覚える香り。
NOTE:オレンジ、海藻、タール、エストラゴン、シナモン、金木犀、オークモス、シダーウッド、パチュリ、アミリス、インセンス、レザー、ムスク
10‑20|蜻蛉
香調:グルマン×フローラル。ほうじ茶をモチーフにした香ばしさ、パウダリー、様々な印象を与えるグルマン系の香り。
NOTE:海藻、ナツメグ、ホワイトフラワー、マンゴー、ほうじ茶アコード、ゴマ、コーヒー、ムスク
çanomaの香りは、emotionalのコンセプトである「情緒、感情」を動かされる、こころの豊かさが満たされる香りです。
また、抽象度が高い香りで性差なく使えること、ブランド側で取扱い店を選定しているため、人とは被りにくい特別感を味わえます。
日々の暮らしにそっと寄り添い、毎日をちょっと特別に彩ってくれるçanomaの香水。
ライフスタイルを豊かにすること間違いなしです。
ぜひ、皆さんも生活に取り入れてみてください。
それでは、最後までお付き合いくださりありがとうございました。